先日の｢第7回カフェカブパーティーin京都｣と同じ日に大分県のオートポリスで全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦が行われていました。ボク世代ですと若者は誰しも(？)っていう位バイクに夢中になりロードレースも地方選手権、全日本選手権と国内イベントは大いに盛り上がっている時期でした。地方選手権の軽量級の35台のグリッドに500台以上のエントリーがあった位です。当時凌ぎを削って這い上がったライダーは後に舞台を世界に移し世界チャンピオンに到達するのです。
　気になって現在のエントリーリストを見てみると各クラス…な状況です。ロードレースが大好きなボクにとっては寂しい限りです。
　これも、昨年のリーマンショックの影響なのか、単純にこういう状況なのかは定かではありませんが、嘗ては4大メーカーが凌ぎを削ったイベントは過去のものになりつつあります。


　昨年、GP125にエントリーし最終戦、雨の鈴鹿で勝利しランキング2位の山田亮太選手が若くして引退されました。選手としてはこれからっていう時に奇しくも引退…主な理由はプロライダーとして成り立つ事が出来なかったのだそうです。こんなblogを拝見しました。レースに携わる方の悲痛な叫びです。
　このblogの方の｢それでもロードレースってのには魅力がある｣…何だか考えられずにはいられません。

　モータスポーツは他のスポーツに比べてお金が掛かるのが現実。ですが、国内にはホンダを始めヤマハ、スズキ、カワサキの4大メーカーがあるじゃないですか? なのに、彼らは足元の国内のイベントや選手育成に後ろ向きな感が見えてしかたありません。この世界に夢を持ってやってくるライダーも食えなきゃ…わけで現状では負のスパイラルの真っ只中。これも、彼ら(メーカー)が盛期の時に胡坐をかいていた結果と思うのはボクだけでしょうか？

　その山田亮太選手は現在競艇の門を叩いているらしく、新しい門出にエールを送るばかりです。

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